血液表現ナシ!ポップな対戦ゲーム
どうも、ゲーム博物館です。
突然ですが、皆さんNintendoSwitchのソフトで遊んでいますか?
2017年発売の『スプラトゥーン2』は発売から3年。
DLCのオクト・エキスパンション発売も2年前になりますが、まだまだ衰えを感じさせない任天堂の名作です。
対して2020年6月25日にサービスを開始した
期待のダークホース『ニンジャラ』。
カートゥーン調のキャラが鎬を削る基本無料のアクションゲーム。サービスが開始してまだ半年と経っていない新作です。
ただ、この『ニンジャラ』にはこのゲームを語る以前の問題となってしまっていることがあります。
キャラクターのテイストやPVの雰囲気から、”スプラトゥーンだと思った…”と言われてしまう点。
ゲーム屋スタッフとして、ゲーム性が違うのに「似てる!」と言われるこの悲しき連鎖に終止符を打ちたい…。
今回、両方の面白さをガッチリ解説していきたいと思います!
目次
◆「ゲーム性」の違いとは?
⇒スプラトゥーン
⇒ニンジャラ
◆2作品の魅力をガッチリ解説!
⇒スプラトゥーン2
⇒ニンジャラ
結局どっちがおススメなの?
◆まとめ
◆『スプラトゥーン2』と『ニンジャラ』の「ゲーム性」の違いとは?
まず簡単にそれぞれのゲームの特性を説明していきますね。
ゲーム性も楽しみ方もそれぞれに特徴があります。
塗って塗られるイカしたTPS『スプラトゥーン2』
引用:Nintendo 公式チャンネルより
この「塗る」というコンセプトは、『スプラトゥーン』という名前すらついていない開発最初期の試作の時から存在していたそう。
白と黒の立方体がインクを発射しあって陣地を取り合う遊びとして開発された基本構造は、現在もゲームを支える土台となっています。
プレイに便利な「Proコントローラー」も限定デザインが発売されています!
そして、メインルールとして名高い「ナワバリバトル」こそ『スプラトゥーン2』のゲーム性を如実に表しています。
敵を倒した分のスコアではなく、どこまでナワバリ拡大に貢献できたかで勝利が決まるのは、ゲームのコンセプトを、もっと言えば「遊びの核」を大事にしている任天堂らしいゲームであると痛感できます。
ニンジャ×ガム!シノビの力で戦う『ニンジャラ』
引用:ニンジャラ 【基本無料・スイッチ専用ゲーム】より
このゲームは、忍者を題材にしようと開発段階から既に考えられており、殺伐とした忍者のイメージをカジュアルなゲームに落とし込むという構想が、カートゥーン調のポップなキャラに、見事に反映されているのが分かります。
ゲーム部分は、子供の頃にチャンバラしていたあの頃のような、本能的に感じる楽しさを基本のコンセプトに仕上げられています。ニンジャ×チャンバラが『ニンジャラ』なのです!
スポーツチャンバラを思い出すカタナの他に、ヨーヨーやハンマーなど武器もたくさんあります。
◆2作品の魅力をガッチリ解説!
さっそく各ゲームの魅力を見ていきましょう!
『スプラトゥーン2』について
『スプラトゥーン2』の魅力は簡単に言えば自由度です。
オープンワールド系のなんでも出来るような自由度ではなく、“自分たちが選択できる戦略に幅がある”という意味の自由度です。
メインとなる「ナワバリバトル」のルールはシンプル。マップをより多く塗ればば勝ち!
味方のブキ構成を考えて、自分が攻めるかサポートするか前衛を張るか後衛を務めるか…。シンプルでいて、かなり奥が深いです。
「ナワバリバトル」は『スプラトゥーン2』の基本の「塗る」行動の重要さを教えてくれるので、このゲームの全てが詰まっていると言っても過言ではないゲームモードです!
『スプラトゥーン2』は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
他にもモードがあり、ランクマッチに相当する「ガチマッチ」は特徴として2時間おきにルールが入れ替わります。
この入れ替わりのルールが個人的にかなり好きです。
ガチマッチは4つルールが存在します。
それぞれ、伝統的な対人シューティングゲームのルールをアレンジもしくは参考にしたものになっていて例えるとこんな感じ。
ガチエリア≒Conquest
ガチヤグラ≒Domination
ガチホコバトル≒Capture The Flag
ガチアサリ≒Paylord
他にもぎゅっとコンテンツが詰まっていて、ボリュームのあるゲームです!
世界観設定上、
『スプラトゥーン2』ではナワバリバトルをスポーツとして扱っています!
ガチマッチはあくまで非公式試合だそうで、ナワバリバトルの裏で行われるイカちゃん達の遊びという扱いなんですよ。
『ニンジャラ』について
『ニンジャラ』は、キャッチ―な見た目でいてゴリゴリの対戦アクションゲームであること!
ルールは全員敵のバトルロワイヤルと4vs4のチームバトルの2つ。
非常にシンプルなルール構成は『ニンジャラ』の楽しさを分かりやすくしています。
プレイしてみれば分かりますが、このゲームかなりシビアです。
キャラクターのコントロールを練習すればするだけ強くなる、ある意味昔気質のゲームはswitchでは珍しいのではないでしょうか。
老若男女問わずやり込んで力をつけていく、このシビアさが魅力だね~。
攻撃にも属性があるので、『ニンジャラ』の独自要素である「ガムアクション」を駆使して、敵を妨害、自分たちの有利なフィールドで戦い対戦相手を封殺する。
文字に起こしてみるとポップなイラストイメージとは裏腹に、かなりニンジャらしいゲームに仕上がっていますね。
『ニンジャラ』は公式YouTubeにて、カートゥーンアニメでキャラクターの掘り下げエピソードを公開しています。
このアニメの出来がかなり良いので気になった方は是非ご覧ください!
ゲームの構造やコンセプトの違いが分かっていただけたでしょうか。
塗って動く「動」の『スプラトゥーン2』に対して、敵がボロを出すまでじっくり狙い澄ます「静」の『ニンジャラ』。
どちらも独自の楽しさがあります!どっちのゲームを選ぶかはあなた次第。
今回はおすすめの選び方もご紹介します!
◆結局どっちがおススメなの?
『スプラトゥーン2』と『ニンジャラ』両方のゲームの魅力を語ってきましたが、実際どちらもおススメのゲームです。
しかし、ゲームの完成度でいえば『スプラトゥーン2』に軍配が上がります。
ゲームモードの豊富さや、飽きさせない工夫はさすがの任天堂と舌を巻くばかりです。
発売から年数も経っているので、不具合も少なくユーザーが多いのも魅力ですね。
一方、『ニンジャラ』は基本無料ゲームです。
課金要素は基本無料バトロワでおなじみのシーズンパスとストーリーパック、アバターの見た目だけなので、少し気になったならダウンロードして遊んでみることができます。
やってみて気に入って遊び続けるかも!と思ったら、コンテンツの購入を検討してみてください。
では、どんな方におススメか個人的な指標をご紹介!
『スプラトゥーン2』がおススメな人
・シューティングゲームを始めてみたい人
・カジュアルにゲームをしたい人
・任天堂のゲームが好きな人
『ニンジャラ』がおススメな人
・バトロワ系のゲームに興味がある人
・自分が強くなっていくことを実感したい人
・カートゥーン調のアニメーションやモデルが好きな人
今回は『ニンジャラ』の『スプラトゥーン2』のパクリ?問題について取り上げてみました。
個人的にも日頃から皆さんの意見を見たり聞いたりしながら、ゲームの良さが全然伝わってなくてもったいない!と思っていたので、記事化の機会をいただけてよかったです。
『ニンジャラ』に関して言えば、まだサービスが開始してから期間が経っていない状態で、謂わばゲーム全体の試行錯誤の時期になります。
サービス初期では、いまいちでも成熟してくると一気に花咲くゲームは世の中にいっぱいあります。
特に対戦アクションは、プレイ人口が直接サービスに影響するので、この記事を読んで少しでも興味が湧いたら是非プレイしてみてください!
『スプラトゥーン2』もハロウィンフェス「Splatoween」がリバイバルされるなど、switchの名作としてまだまだやる気十分。switchをお持ちなら、1度は遊んでほしいソフトです。
マイニンテンドーストアやニンテンドーeショップのサマーセールやウィンターセールで安く買えることがあるのでそちらも要チェック。
それでは皆様、良いswitchライフを!
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