ゲーム選びは裏パッケージも見よう!第2弾
買うつもりなかったゲームを、買わされてしまっう裏パッケージ。
言葉の力もすごいんですよ。
みなさま、こんにちは。ゲーム博物館です。
最近はダウンロード版のゲームも増えて、お店でゲームを買わなくても新しいゲームが楽しめるようになりました。
でも、やっぱり店舗でパッケージと睨めっこしながら新たなゲームを開拓していきたい。
ということで今回のブログはパッケージ、それも“裏パッケージ”特集です。
5つの部門に分けて、ゲーム博物館スタッフが、ゲー博に蓄積されたパッケージを頑張って掘り起こしてきました。
今回の記事ではランキング形式ではないので、順位はつけていません。
各部門でこれぞ!という裏パケをご紹介していきます。
今回は『思わず手に取るキャッチコピー部門』です。
ストーリーで感動したいとき、興味のなかったゲームに惹かれるとき、キャッチコピー…そう、言葉の力は侮れないのです。
さっそく見てみましょう。
目次
◆思わず手に取るキャッチコピー部門とは?
・十三機兵防衛圏 (通常版)
・大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
・Life Is Strange 2
・DEAD RISING 4
・世界一長い5分間
◆まとめ
◆思わず手に取るキャッチコピー部門とは?
ゲームをプレイした後に人生が変わるなんていう体験をすることもあります。
夢や希望を見つけた、感動して涙が枯れるまで泣いた、プレイしたこと自体が思い出として輝いている。
良作ゲーは、ゲームのコンセプトがしっかりしているものが多く作り込まれています。
ならばパッケージに掲載される「キャッチコピー」だけでプレイヤーの心を鷲づかみにできるのでは?という、文字から興味をそそられるゲーム部門です。
十三機兵防衛圏 (通常版)
メーカー:ATLUS
発売日:2019年11月28日
運命が起動する。
見るサイト、レビュー軒並みの高評価に驚くドラマチックアドベンチャーゲームです。
冒頭部分を体験できる“体験版”だけでも3時間というボリューム。
簡単にストーリーを説明すると13人の主人公がロボットに乗り込んで、世界が崩壊に向かう運命に立ち向かうというもの。
表パッケージは主人公たちが美しいイラストで描かれていて、知らずにみると切ない学園ストーリーかな?と思うしっとりした仕上がり。
裏パッケージも派手さは全くなく、ストーリーと簡単な説明、ゲーム画面のレイアウトです。
でも、キャッチコピーにある「起動」の文字でおや?と思うのです。
起動…機械…ロボット出るのか!?と。
しかも、“運命”が“起動”するんですよ。これはもう大作の匂いをビシビシ感じました。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
メーカー:任天堂
発売日:2018年12月7日
全 員 参 戦
言わずと知れた、任天堂を代表する多人数アクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズ。
Switch用ソフトの最新作は、過去作でプレイできた歴代ファイターが全員登場することで話題になりました。
スネークやクラウドなど参戦が絶望的だったキャラクターも、演出などに差はあるものの無事参戦していて嬉しいです。
さて、キャッチコピーで手に取る裏パケ部門ですが、おそらくスマブラはタイトルさえ書いてあればファンの皆さんは手に取ると思います。
それでもピックアップしたのは「全員参戦」の言葉の強さ。
スマブラを購入予定の人も、そうではない人も、この言葉を見たらとりあえず裏パケに掲載されているキャラクターを見たくなりませんか?
思い出のファイターが登場しているか、どんなモデルになっているか気になるよね~。
パッケージを見るためだとしても、ゲーマーの皆さんの手に取らせる力のある言葉、ブランド力も含めてですが、スマブラにおいては最強のキャッチコピーだったと思います。
Life Is Strange 2
メーカー:スクウェア・エニックス
発売日:2020年3月26日
ひとつの選択だけで 人生は決まらないから
2015年に配信されたPCゲーム『Life Is Strange』から3年後の世界を描いた作品。
スタンドバイミーを彷彿とさせるアメリカの片田舎が舞台の探索型アドベンチャーゲームです。
16歳と9歳の兄弟がとある事故に巻き込まれ、時間を巻き戻す力を手に入れたことではじまる逃亡劇。選択肢によってストーリー展開やエンディングが変化するマルチエンディングが魅力です。
続編を取り上げておいて何を…と言われそうだけど、前作も『Life Is Strange』女子大生達の友情に焦点を当てた良作だよ~。
前作もプレイして欲しいな。
キャッチコピーだけを見ても、人生に行き詰った大人の心に響くものになっており、疲れているときほど手を伸ばしてしまいそうな哀愁が漂っています。
もしくは、これから何度でもやり直せる、自分の望む方向への選択を促すポジティブなメッセージとして受け取る方もいるかもしれません。
なんだろう?どういうゲームなんだろう?という掴みはばっちり。パッケージのデザインもあり群像劇的な印象を与えています。
これが今作をプレイするにあたって大きな意味を持つ言葉で、プレイ後に見たら印象が変わったりする可能性も、あなたの選択次第。
デッドライジング 4
メーカー:CAPCOM
発売日:2016年12月8日
ゾンビ狩りパーティーの始まりだ
『デッドライジング』シリーズのナンバリング4作目。
ゾンビをあらゆる手段で倒すゾンビパラダイスアクションゲームです。
シリーズ1作目の主人公、フランク・ウェスト主人公として久しぶりに登場したことで話題になりました。
ショッピングモールや街中に溢れる無数のゾンビを倒しまくる爽快感を味わおう~。
このキャッチコピーは好きな人はおそらく大好きなテイストではないでしょうか。
ゾンビ映画とか見るタイプの方には相当刺さると思います。
「パーティー」とあるように、本当に尋常ではない数のゾンビが出てくるのです。ゾンビのホコ天(歩行者天国)化した街で、暴れまわるフランク。
ゲームの内容が詰まりまくったキャッチコピーで、ブログ担当がクスっと笑ってしまったのでピックアップしました。
世界一長い5分間
メーカー:日本一ソフトウェア
発売日:2016年7月28日
そうだ、思い出した。ぼくは―
いざ魔王戦に挑もうと目の前に対峙したその時、勇者はこれまでの冒険の「思い出」を失ってしまった。出身の村の名前も、必殺技も覚えていない。
絶体絶命のピンチ、これからはじまる5分間の魔王戦の中で記憶と仲間との絆を取り戻すことができるのか…―
と、あらすじからとても面白そう。
2018年にはSwitch版もDLCとして配信されています。
まず、ドット絵2Dの懐かしいヴィジュアルが目に留まります。
そこに紡がれたメッセージもまた懐かしいテイスト。
キャッチコピーからは記憶喪失という設定が浮かぶのではないでしょうか。
それが「主人公が記憶喪失」なのか「私たちが大人になって忘れてしまった“夢”」を思い出す物語なのか判断ができません。
少し気になって、あらすじを読んだらいきなりラスボス戦の面白そうなストーリーが…といった具合でしょうか。
ドット絵との“思い出”という単語の親和性が素晴らしい裏パケです。
「優れたキャッチコピーとは何か?」それはおそらく前コピーライターの永遠の課題です。
今回取り上げた”キャッチコピー”というテーマは、ブログ担当にとっては興味深いものでした。
実は少しだけ勉強したことがあったりなかったり…(笑)
でも、ゲームを愛する皆さんに少しでも気になる!と思わせることができたら、優れたコピーなのだと思います。
気になれば手に取ってもらえる、手に取ってもらえたら買ってもらえる可能性が高まります。
それぞれのゲームの良さを1行でシンプルに伝える。それも裏パケの役割なんですね。
このほかにも、部門別で裏パケを紹介しているので、ぜひご覧ください!
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