PS2は名作ゲームの宝庫！
こんにちは、ゲーム博物館です。
新たに発売が予定されているPS5、どんなゲームが登場するのか楽しみですよね。
と、最新のゲームで盛り上がっていますが…
今回ご紹介するゲームは、PS2の名作アクションゲーム『GOD HAND（ゴッドハンド）』です。
え？時代遅れ？
そんなことはないよ～。
PS2は名作ゲームの宝庫なんだから！
実は『ゴッドハンド』の制作陣は超豪華。 『大神』や『ビューティフル ジョー』を生み出したクローバースタジオ、最後の作品なんです。
ディレクターは『バイオハザード』シリーズを手がけた三上真司さん。プロデューサーは『メタルギア ライジング リベンジェンス』を手掛けた稲葉敦志さんという、アクションゲーム好きには見過ごしたくても見過ごせない制作陣！
『GOD HAND』のおすすめポイント！
世紀末の町を舞台に悪魔を倒せ！
シリアス過ぎないストーリーの塩梅がGOD！
爽快！アクションンと、技の数がGOD！
聞き逃すのはもったいない！
ゲーム音楽がGOD！
今回は、このおすすめポイントをもとに、熱意と作品愛をこめて『ゴッドハンド』をご紹介します。
どんなゲームなのか、そしてどこがおすすめなのか、しっかりお伝えしたいと思います。
世紀末の町を舞台に悪魔を倒せ！シリアス過ぎないストーリーの塩梅がGOD！
魔王サタンによって支配されつつあった地上、両腕に宿した力でサタンを倒す救世主により平和がもたらされた。
その男を人々は「ゴッドハンド」と称えた。
それから長い年月が過ぎ、旅の少年ジーンは、立ち寄った町で襲われていた娘を助ける。
娘オリヴィアを逃がすことには成功したものの、敵の強さは人間を遥かに超越していた。
ジーンは奮戦するも敗れ、なす術もなく「ゴッドハンド狩り」の名の下に右腕を切り落とされてしまう。
絶望するジーンにオリヴィアは、伝説の「ゴッドハンド」を右腕に授け、ジーンは神の力を手にしようとする悪魔達との戦いに挑む。
世紀末漫画の様な世界に存在する悪魔というアンバランスな世界観で、普通であればシリアスな展開になっていたはず。
ところが、この『ゴッドハンド』はストーリーに暗さがほとんど無いんです。
主人公のジーンとヒロインのオリヴィア、敵キャラも含めて少しおかしなキャラの味付けが多いのでクスリと笑えるようなコミカルな雰囲気。
特に個性的な敵キャラが多くいるのでボス戦を見ているだけで楽しいところもおすすめのポイントです。
でもやっぱり伝説のゴッドハンドを右腕に宿したのに、
ヒロインのオリヴィアに頭が上がらない主人公のシーンが
いちばん良い味出してると思うよ～。
爽快！アクションンと、技の数がGOD！
『ゴッドハンド』は主人公1人対複数人の格闘タイプアクションゲームです。
巷では、高難易度ゲームという噂もあるのですが、序盤はそこまで難易度は高くありません。
FINALSTAGEを含むと全部で９つあるステージは中盤まではさほどアクションゲームが上手くなくともなんとか行けます。
ただ、上手な人がどんどん進めていってしまうと、難易度もどんどん上がっていきます。
中盤ステージ５あたりからは、ごり押しで何とかできなくなってきます。
最初は正面の敵とだけ戦っていたのが、難易度が上がると画面で捉えられない背面の敵も襲ってくるように。
スタッフは最終ステージになんと2日費やしたそうです…。
だからこそ自分なりの攻略が出来上がった時はとても気持ちいいので、その爽快感を味わうために、何度でも挑戦してしまう魅力のある作品です。
何度も何度もゲームオーバーを経験して、覚えながら攻略していく、いわゆる「死んで覚えるゲーム」に当てはまりそう。
イメージは人気の「Bloodborne」や
「SEKIRO」の格闘版というと近いかな～
ゲームは「ゴッドリール」という必殺技がいくつか種類があるのですが、通常の基本技だけでも100種類以上あるんです。
その技を組み合わせて戦っていくのですが、技ごとに効果が違ったりしてとにかく悩みます。
技を多く習得すると試したくなるのが試したくなるけれど、同じ技を使い込んでいく方が上手くなる様な気もするし…と、だんだん迷走していくんですよね（笑）
中には”尻たたき”のような技もあるよ～。
プレイ中に溜まったフラストレーションもこれで解消だね！…です。
聞き逃すのはもったいない！ゲーム音楽がGOD！
このゲームの超おすすめポイントの1つ、音楽。
楽曲の製作者は高田雅史氏と福田淳氏。あの『ダンガンロンパ』シリーズや『NO MORE HEROES』、『地球防衛軍』シリーズなどを手掛けた二人です。
素晴らしい楽曲が多いのに、残念ながらきちんとしたサウンドトラックは発売されていません。
でも、希望はあります。なんとソフトに同梱するサウンドトラックCDがあるんです！
この同梱サントラCD「GOD TRACKS!」は全23曲も入っているのですが、完全版ではないので、やはりあの曲が無いなどと気になってしまったりします。
その中でも個人的にお気に入り２曲が、「Gene's Rock-A-Bye」と「Smoking Roll」。
「Gene's Rock-A-Bye」はオープニング、１面で使用されている曲です。
ゲームのイメージがこの曲に凝縮されていると感じる1曲です。
「Smoking Roll」はゲーム中のボス戦で使用される曲なのですが、この曲が一番好きかもしれません。
このゲームは一度クリアすれば、すべての楽曲をゲーム内のジュークボックスで聴くことができます。
しかし難易度が難易度なので、最後までなかなか行けない…そんな時にこの同梱サントラ非常に重宝します。
サントラは、ベスト版には
同梱されてないので注意してくださいね。
今回はアクションゲーム好きなら一度はやっていただきたい、『ゴッドハンド』をご紹介しました。
独特なゲームは非常に評価されていて、最高のアクションゲームであるという人も多くいます。
「死んで覚えるゲーム」というスタンスは、近年の傾向から受け入れられる可能性も高く、自信をもっておすすめできるゲームです。
どちらかというとシリアスなゲームになりがちなシステムを良い塩梅にもっていくストーリー。
当時は難易度の高さからあまり高評価を得られなかった作品…。
だけど、大好きな世界観です。
今では世界的に有名なゲームメイカーたちが作り上げた本作。
今だからこそ、リメイクしてほしい１本です。
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