時代と共に進化するゲーム機を振り返ろう!/ゲームハードの歴史/ゲーム機本体一覧

  • TVゲーム機本体

みなさま、こんにちは。ゲーム博物館です。
ゲーム博物館は最新ゲームから懐かしのゲームまで広く掲載をしています。
テレビゲームを遊ぶためには、ゲーム機本体が不可欠ですよね。
皆様のイチオシゲームは何ですか?
子どもの頃に遊んだ「ファミコン」や「NINTENDO64」?最新の「Nintendo Switch」や「PS4」?

ちなみに私は断然「PS2」です。

今回は、数々の機種の中から代表的なTVゲーム機本体を時系列で整理。
ゲーム機発売当時の各社の意向や狙いにも注目してみました。

目次

◆ゲーム機本体の発売年まとめ
 ・グローバルに展開するゲーム界の主砲 任天堂
 ・業界売り上げトップを誇る ソニー
 ・異彩を放つ マイクロソフト
 ・忘れちゃいけない セガ
◆番外編 名ゲーム機
◆まとめ


   


◆ゲーム機本体の発売年まとめ

さっそく、ゲーム機の歴史を見ていきましょう。
今最もプレイされている最新ゲーム機から、懐かしい名ハードへ、新しい順にご紹介していきます。
会社別にまとめていますので、まずは気になるゲーム機の企業をチェック。ついでに、他の企業の年表もチェックしていきましょう。
   




グローバルに展開するゲーム界の主砲  任天堂


まずは日本のゲーム産業の発展と切っても切れない「株式会社任天堂」。 最近では「あつまれどうぶつの森」が大ヒットして、あつ森をプレイするためのNintendoSwitchの品薄状態が続いていますね。(2020年5月28日現在)

そんな任天堂のゲーム機本体の歴史はこちら。


2017年 Nintendo Switch


Nintendo Switch


「携帯型ゲーム機としての利用もできる据置機」として発売され、本体に画面とバッテリーが搭載されていることが特徴。

据置機でありながら、ディスプレイが無くてもSwitchのみでプレイが可能に。これにより既存のゲーム機のようにテレビに接続あする遊び方に加え、持ち運んで屋外でのプレイにも対応できる据置機という唯一無二の立ち位置を確立しました。

専用コントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」は本体から取り外すことができ、本体1つにつき2人プレイまで可能に。

正に、任天堂の集大成ともいえる機種です。


2019年 Nintendo Switch Lite


Nintendo Switch Lite


NintendoSwitchのジョイコンを本体と一体化させ、携帯型ゲーム機として販売されました。価格もSwitchと比べて安く設定されており、求めやすくなっています。

外部モニターへの出力ができない他、ジョイコンが無くなったことで、モーションIRカメラやHD振動の機能面が弱くなっているので、機能の使用を対象としたゲームをプレイする際はジョイコンを用意する必要があります。


2016年(日本国内) ニンテンドー2DS


ニンテンドー2DS


ニンテンドー3DSから、3D映像と折り畳み機能を削り、音声出力をモノラルにし、価格を抑えた廉価版。3DS、DSのソフトがプレイできるほか、表示はできないものの3D写真の撮影は可能となっています。


2017年 Newニンテンドー2DS LL


Newニンテンドー2DS LL


Newニンテンドー3DS LLから、3D映像機能を削除したモデル。Newニンテンドー3DS、3DS、DSのソフトがプレイ可能。


2012年 Wii U


Wii U


液晶ディスプレイを搭載したコントローラー同梱の据置機。コントローラーの画面とテレビなどのモニターの2画面でプレイができます。また、コントローラーの画面のみでのプレイも可能で、「Nintendo Switch」のルーツを感じます。

Blu-ray再生機能は、権利やコスト面での価格高騰を抑えるためとBlu-rayを使用したユーザーは既にBlu-rayプレイヤーを持っているという考えのもと、搭載されませんでした。

サポートは続いているものの、2017年1月31日に日本国内での生産が終了している機種です。

大人気『スプラトゥーン』が初めて発売されたハードは、Wii Uでした。


2011年 ニンテンドー3DS


ニンテンドー3DS


ニンテンドーDSの特徴を引き継ぎ、さらに3Dメガネ無しでも体感できることが特徴の携帯型ゲーム機です。3D映像は上画面のみの実装ですが、立体映像の見え方を調整できる「3Dボリューム」が搭載されており、OFFにすると2D表示も可能。

また、本体に搭載された2つのカメラにより3D写真が撮影できます。バージョンアップすることで、動画撮影もできるようになりました。

海外では本体価格が高額だったことや据置機人気、同年に起こった「東日本大震災」による広告自粛、ソフト発売延期などの影響もあり、販売台数は伸びませんでした。

一方、日本国内では、販売直後の普及台数はかなり高い結果に。


2012年 ニンテンドー3DS LL


ニンテンドー3DS LL


ニンテンドー3DSに比べ本体が大きくなり、上下共に画面も大きくなり、よりダイナミックな演出を楽しむことができるようになりました。


2014年 Newニンテンドー3DS


Newニンテンドー3DS


ニンテンドー3DSの上位互換機として発売された機種。従来の3DSシリーズよりも性能が向上したマイナーチェンジモデル。

拡張スライドパッドの代わりに、CスティックとZL/ZRボタンが追加され細やかな操作が可能位になりました。2017年に生産終了。


2014年 Newニンテンドー3DS LL


Newニンテンドー3DS LL


Newニンテンドー3DSの画面を大きくしたモデル。本体のサイズも大きくなっています。現在も生産が続いています。



2006年 Wii


Wii"


 任天堂の据置型ゲーム機で、初めて無線通信で操作できるコントローラー「Wiiリモコン」を採用。インターネットを利用し、様々なコンテンツを提供しました。発売当時任天堂は1997年から縮小し続けていたゲーム市場に対し、ユーザーインターフェースを改良している時期でした。

あらゆるユーザーに「できそう」と「まったく新しい操作感」を提供することを目標に開発が進められ、世界累計販売台数2000万台を歴代最速の約60週で達成。

2013年Wiiの生産終了を発表し、2020年に修理サポートも終了しています。


2012年 Wii mini


Wii時点で当時の任天堂の据置型ゲーム機としては最小サイズだったものが、さらにコンパクトに改良されたモデル。インターネット接続機能やゲームキューブの互換機能を廃止することで、価格を抑えています。



2004年 ニンテンドーDS


ニンテンドーDS


タッチスクリーン、マイクによる音声入力などによる操作、2画面といった新たな試みに挑戦した機種。2004年までのテレビゲーム業界は、ゲームのマンネリ化、ゲーム人口の減少をどう解決するかが課題となっており、それらをうまく解決するきっかけとなった一台です。

書き取りや聞き取りで教育、教材への活用も活発に行われました。

また、ワイヤレス通信を使用して、専用モードに設定されたDSに近づくと、自動で通信を行う「すれ違い通信」などが話題になりました。


 2006年 ニンテンドーDS Lite


ニンテンドーDS Lite


 ニンテンドーDSの上位モデル。ディスプレイの明るさを4段階で調整できるようになり、DSより明るい画面でゲームをプレイできるほか、本体の小型化、軽量化が図られています。

本体とは逆に、タッチペンはDSよりも長く、太くなり持ちやすさ使いやすさが向上しました。


2008年 ニンテンドーDSi


ニンテンドーDSi


DSLiteより画面が大きくなり、画面の明るさ調整も5段階に。SDメモリーカードが使用できるようになり、写真の保存やオーディオ再生が可能に。

また、『ピクトチャット』など、40種類までソフトを追加することができます。


2009年 ニンテンドーDSi LL


ニンテンドーDSi LL


DSiの、拡大版。画面と共に本体のサイズも大きくなりました。本体サイズは初代DSより大きいサイズですが、高視野角の液晶パネルの採用で、斜角度でも従来品よりきれいに見えるようになりました。



2001年 ニンテンドーゲームキューブ


ニンテンドーゲームキューブ

四角い見た目が印象的な据置型ゲーム機で、任天堂のゲーム機として初めて、光ディスクが採用されました。
ゲーム作りにおいて現実的に有益な性能を重視して開発が進められました。全体的なグラフィック性能はPS2を凌ぐ高性能を実現しています。

2001年 ゲームボーイアドバンス


ゲームボーイアドバンス

任天堂最後の携帯型2Dゲーム機。ゲームボーイシリーズとしても最後のゲーム機となりました。

ゲームボーイ、ゲームボーイカラーとの互換性もあり、12年の時を経て集大成として発売された後続機でした。


2003年 ゲームボーイアドバンスSP


アドバンスSP

ゲームボーイアドバンスが、よりコンパクトになり折り畳み式に。
液晶がフロントライト付き反射TFTカラー液晶にあなり、暗い場所でのプレイが可能になりました。

1996年 NINTENDO64


64

自由な操作性が魅力のゲーム機。任天堂初の本格的な3Dゲーム対応機種であり、家庭用ゲーム機としてはずば抜けた性能を持っていました。

それまで2つが主流だったコントローラーの挿し口は、4つに増やされ、多人数プレイに対応。友達同士や家族で楽しめるソフトも数多く発売されています。『マリオパーティ』シリーズや『どうぶつの森』など後々まで後続タイトルが発売されているゲームも少なくありません。

1995年 バーチャルボーイ(VIRTUAL BOY)


バーチャルボーイ

"赤い眼鏡"ともいわれた3Dゲーム機。
赤と黒を基調としたデザインが斬新でした。
テレビに接続せず電池で動くゴーグル型ディスプレイを覗きながらプレイ。視差の概念を取り入れたことで3D映像を実現しました。
ゲーム画面は単色LEDによるもので、赤~黒の4階調で表現されています。
当時としては想像以上に美しいグラフィックで、ボールがコチラに迫ってくる感覚を体感できました。

「立体映像のゲーム機」という概念は2011年3DSで再登場し、広く普及しました。

1990年 スーパーファミコン


スーパーファミコン

ファミコンと比べ、表示や音源処理が向上。また、ファミコンの課題でもあった振動に対する耐性も良くなっています。ソフトのデザインがグレーのものに統一されました。

2008年に行われた保有しているゲーム機ランキングでは、第3位を記録。



1993年 ニューファミコン(AV仕様ファミリーコンピュータ)
ニューファミコン

コンポジットビデオ出力によるテレビ接続が可能になったファミコン。
「ニューファミコン」はCMで用いられていた通称で、正式名省は「AV仕様ファミリーコンピュータ」。
コストダウンを図った廉価機として発売され、周辺機器はほぼすべて使用可能。

1989年 ゲームボーイ


ゲームボーイ

任天堂2代目の携帯型ゲーム機で、カラーで出力されるスーパーファミコンと同時期に開発されたため、社内でも賛否の声があったモノクロ出力。それにも関わらず、累計販売台数は1億台を超えるメガヒットゲーム機です。

耐久テストが入念に行われ、かなり頑丈設計されています。


1998年 ゲームボーイカラー

最大56色まで表示できるようになり、赤外線通信機能も追加されました。

ゲームボーイ用のソフトをプレイする際は、起動時にハード側で配色を割り当てる、カラー選択機能も搭載。



1983年 ファミリーコンピュータ


ファミコン

当時アーケードゲームで人気だった『ドンキーコング』を家庭で遊べるレベルの性能を目標に開発がスタート。『スーパーマリオブラザーズ』が大ヒットし、家庭用ゲーム機市場を開拓したと言っても過言ではない機種です。



   




業界売り上げトップを誇る   ソニー

常にハイクオリティな映像体験を提供してくれるソニー系ゲーム機『PlayStation』シリーズ。今やゲーム業界の売り上げでは任天堂を抜き、1位に君臨しています。

流通改革が功を奏して、任天堂のソフトと比べ安価な値段でソフト販売ができたことや、ゲーム製作の点においても、プレステは他メーカー参入の敷居が低く、多彩なメーカーからリリースされるため、ソフトのラインナップも瞬く間に増えました。

そんなソニー系、プレイステーションの年表はこちら。


2020年 PlayStation 5 (PS5)


PlayStation 5

2020年11月発売の次世代ゲーム機。
高速SSD搭載で、最大120fps、120Hz出力に対応。レイトレーシング技術により光や影の表現をさらにリアルに体験できるようになりました。
また、ディスクドライブ非搭載モデル「PS5 デジタル・エディション」がPS至上初登場。
パソコンのような高スペックながら、価格は5万円前後と予想を上回る低価格で世間を驚かせた注目の新機種です。

【PS5用ソフトの買取価格一覧はこちら!】

2014年2月22日 PlayStation 4 (PS4)


PlayStation 4 (PS4)


プレイ動画の公開や、友達同士でプレイ画面を中継する「シェア」機能を搭載。ヘッドセットが同梱されたことでオンライン協力プレイも盛んに行われています。

PS Vitaなどとのリモートプレイも可能で、PS Vita上に本体の映像を転送、外出先から本体の遠隔操作を行うことも可能になりました。

また、ゲーム機としては破格の8GBのメモリ容量によりゲーム開発がしやすくなり、結果良作ゲームが生まれています。


PlayStation4 Pro


PlayStation4 Pro


PSプラットフォーム初のハイエンドモデルのこと。PS4と比べ、ハードスペックがフルHDから4K仕様に強化されたことで、Blu-rayディスク再生時の画質がかなり向上、ゲームプレイ時の画質も従来のものより良くなりました。

ゲームや映画を美しい映像で再現できるので、大型4K テレビでのプレイや視聴、VRゲームなどをより楽しめるようになりました。


2011年12月17日PlayStation Vita (PSVita)


PlayStation Vita (PSVita)


PSPのシルエットを継承しつつ、より手に馴染むように改良され、加えて背面タッチパッドが搭載されました。

3G回線とWi-Fiの両方に対応し、GPS機能を搭載したモデルと、Wi-Fiのみに対応したモデルが登場。


2006年11月11日 PlayStation 3 (PS3)


PlayStation 3 (PS3)


Blu-rayディスクに対応したり、HDMIを採用したりと高解像度の映像に対応できるように進化。

初期モデルはPS2との互換性がありましたが、2007年に発売されたCECHG(40GBモデル・PAL)・CECHH(40GBモデル・NTSC)からは、PS2との互換性などを削除したことにより軽量化とコスト削減を実現しました。

その後、軽量化、デザインやロゴの改良を重ね、様々なシリーズが存在します。


2004年12月12日 PayStation Portable (PSP)


PayStation Portable (PSP)


スマートフォンのような機能を多数搭載しており、「21世紀のウォークマン」とも歌われる携帯型ゲーム機です。

まだゲーム機に限らずマルチメディアを扱うには力不足と言わざるを得ない他社製品を後目に、高品質のグラフィック描写、Wi-Fi機能、WEB接続まで搭載した端末は、当時の最先端として大きな衝撃でした。


2009年11月1日 PSP go
PSP go

持ち運びのしやすさに焦点を当てて開発されたPSPの姉妹機です。ソフトを使用するためのドライブを廃止し、小型化、軽量化に成功。

インターネットを使用して、ゲームの購入やダウンロードをすることで、ソフトの交換をせずに、多くのコンテンツを楽しむことが可能になりました。


2000年3月4日 PlayStation 2 (PS2)


PlayStation 2 (PS2)


2020年現在、ゲーム機史上最も売れたゲーム機として知られています。

美しいグラフィック性能を備えたゲーム機として、また安価なDVDプレーヤーとしての役割が担えるとあって、注目を集めました。

名作ソフトも多く発売され、今でも最新機種での互換性の実現を求める声が後を絶ちません。


1994年12月3日 PlayStation


PlayStation
※画像はプレイステーションクラシックです。

本格的なテクスチャ付き3Dグラフィックを実現した初めての家庭用ゲーム機。プレイステーションの発売により、任天堂が独占していた市場のトップシェアをソニーインタラクティブエンタテインメントが獲得。

2Dか、2D+3Dのゲームが主流である中、大胆な方針で3D専用の設計がなされました。また、当時はあまり良い評価をされていなかったCD-ROMを使用したソフト開発が特徴の一つ。


2000年7月7日 PS one


PS one

電源をACアダプタにし、専用の液晶モニターを搭載した機種。持ち運べばどこでもPSのゲームが遊べる画期的なアイデアが話題を呼びました。



   




異彩を放つ マイクロソフト

ソフトウェアの開発・販売会社マイクロソフトが製作するゲームブランドです。

オンラインでの使用にも強く、どこか先進的なイメージもある機種。日本国内での普及台数は控えめですが、海外人気の高いゲームハードです。

海外製の戦闘系アクションゲームやカーアクションゲームなど、大人も楽しめるタイトルが豊富です。


2020年 Xbox Series X/Series S


Xbox Series X

2020年11月発売Xboxシリーズの最新機種。
性能面が格段に向上し、初代Xboxとの互換性があり過去作を遊ぶことも可能。
「Xbox Series S」は、Xに比べサイズがコンパクトに。
DLCでの利用を想定した、カジュアルモデルです。

2013年 Xbox One



Xbox One


Xbox360の後継機として発売され、海外では発売から24時間で100万台を記録した機種。インターネットを使用した情報通信の利便性がさらに高まり、ゲームをしながらのビデオチャットや、テレビ番組を視聴しながら情報を紹介できます。また、コントローラーの操作性が良くなったという意見も見られました。


2017年 Xbox One S


Xbox One S


白く、小型化されたボディが特徴のXboxです。Ultra HD Blu-rayに対応しました。起動に関しての雑音も軽減されています。


2017年 Xbox One X

Xbox One X


Xbox One Sよりは大きいものの、スペックはより洗練されました。3840×2160(2160p)レンダリングに対応しており、より美しい4Kを体感できる仕様に。


2005年 Xbox 360


Xbox 360


ハイビジョンに対応したほか、ドルビーデジタル5.1chサラウンドとリニアPCM2.0chステレオに対応したことで、より迫力のあるゲームサウンドを楽しむことができるようになりました。

また、Windowsとの連携も可能で、USB接続したコントローラーをPC上でも使用できました。


2002年2月22日(日本国内)Xbox


Xbox

今でこそ当たり前になったゲーム機のネット接続サービスの先駆けともいえるXboxシリーズの初代。

本体のみでオンラインサービスに接続できる「XboxLive」は他にはない画期的な機能でした。

マイクロソフトがセガのドリームキャストに提供していた技術を生かして、日本のゲーム機史上初となる他国メーカー参入を決めた機種です。



   




忘れちゃいけない セガ

かつて任天堂や現ソニー・インタラクティブエンタテインメントと並び、家庭用ゲームハード3大メーカーとしてゲーム機を販売していたセガ。

現在でも、根強いファンが一定数おり、販売が終了したゲーム機の復刻を望む声も多いです。

数々のアーケードゲームのほか、『ソニックシリーズ』、『バーチャファイターシリーズ』、『サクラ大戦シリーズ』などの人気タイトルを生み出したメーカーとして知られています。



ゲーム機をリリースする度に何かズレているセガ…そんなセガが愛おしい。

1998年 ドリームキャスト(Dreamcast)


Dreamcast

セガ最後の家庭用ゲーム機となった機体。本格的なオンラインコミュニケーション機能を持つ、業界初の家庭用ゲーム機として発売されました。ブラウザでのウェブサイト閲覧やチャットなどのコミュニケーションの場を提供してくれました。


1994年 セガサターン


SEGASATURN

当時のアーケードゲームのグラフィックと比較しても遜色がなく、日本国内での販売台数はセガ史上最多数を記録しています。セガ初の国内ミリオンセラータイトル『バーチャルファイター2』など人気作も。


1988年 メガドライブ


メガドライブミニ


時代が求めた16ビット機。北米ではトップシェアを誇るセガを代表する機種。

セガ以外のメーカーのソフトが発売されたほか、メガCDを使用してCD-ROMソフトが遊べます。

メガドライブ本体に接続できるデバイスが数多く発売され、本体のサイズがどんどん大きくなっていくことから「メガドラタワー」などと呼ばれ、畏怖されると共に親しまれています。


セガらしい遊び心の詰まったゲームハードは、根強いファンも多く、2019年にファンの声に応える形で復刻版『メガドライブミニ』が発売されました。


   



◆特別編 名ゲーム機

上記以外にも、名ハードはたくさんあります。
歴史として掲載するには少しパワー不足か…いやいやでも、みんなに愛されたゲーム機。
ということで特別編で掲載したいと思います。

1999年 ワンダースワン(WonderSwan)



WonderSwan

バンダイから発売された携帯型ゲーム機。
縦にも横にも持て、縦横を持ち替えてプレイすることが可能。
名前や生年月日などのプロフィールを記録することができ、起動時には名前が表示されるなど”自分のもの”感があるのも魅力です。
開発には、ゲームボーイやゲーム&ウォッチを手掛けた横井軍平氏が携わっています。

1993年 キッズコンピューターpico


ピコ

セガ・エンタープライゼスから発売された幼児向けの電子知育玩具です。
絵本型のページつきソフト「絵本ソフト」が特徴で、絵本をめくると接続したテレビの画面も連動して変化。
操作はタッチペンで行い、書いたりタッチしたりすることでお絵描きや計算をゲームで楽しく学べます。
『とっとこハム太郎』『ドラえもん』『アンパンマン』など子供向けのキャラクターを採用したゲームが多く発売されました。

1990年 GAME GEAR(ゲームギア)


ゲームギア

セガ・エンタープライゼスから発売。
据え置きゲーム機であるセガ・マークⅢと同等のスペックを持つ、セガの歴史上唯一の携帯ゲーム機です。
国産の携帯ゲーム機で初めてバックライト付3.2インチカラー液晶ディスプレイを搭載。
別売りのアクセサリを使うことで、携帯テレビとして使用できたり、対戦ゲームができたり屋外で遊ぶゲームとしても優秀でした。

2020年にはセガの設立60周年及び「ゲームギア」発売30周年を記念して、「ゲームギアミクロ」が発売されました。

1987年 PCエンジン(PC Engine)


PCエンジン

ハドソンと日本電気ホームエレクトロニクスの共同開発により発売されたゲーム機。
任天堂のファミリーコンピュータ発売後、高性能ハードウェアを求める声に応え開発がスタートしました。
他のメーカーに先駆けてCD-ROMをゲーム機媒体に採用した高性能・高速のゲーム機は、メガドライブやスーパーファミコンとも競合し後のゲーム機にも影響を与えました。

2020年3月には小型復刻版「PCエンジン mini」が発売されました。

1981年 カセットビジョン


カセットビジョン

エポック社から発売されたカセット式ゲーム機。
ファミリーコンピュータ発売以前の2年間で日本一売れたゲーム機とされています。
カセット方式のゲーム機としては破格の低価格ACアダプタ別売り12,000円を実現し、ソフトも安価な部類で販売。
『きこりの与作』などのアーケード版ゲームの移植で知名度のあるソフトが多かったことも普及の一因と考えられています。

1980年 GAME&WATCH(ゲームウォッチ)


ゲームウォッチ

「ゲーム付きの時計」です。
通勤中の暇つぶしに遊べるシンプル操作なゲームと時計機能が一緒になった携帯ゲーム機。
後には時計にアラーム機能も付き、本格的に時計とゲームを両立する画期的なゲーム機となりました。
手軽に遊べるということで、任天堂の抱えていた70億近い負債を完済。大ヒットした名機です。

2020年11月にはスーパーマリオシリーズ35周年を記念して、『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』が発売予定。 期間限定生産で2021年3月末までの発売となっていますので、気になる方は忘れずにチェックを

   




まとめ

ふぅ…。
思っていたよりも、大ボリュームになってしまった、ゲーム機本体年表はいかがでしたか?
推しゲーム機であるPS2をまとめているときは、思い出のソフトをどうにか紹介を…なんて考えましたが、さらに長くなってしまうので、控えました(笑)
懐かしいゲームの情報に触れて、またプレイしたいなと思うのも、ゲームを開発してくださるメーカー様あってこそ。
感謝とリスペクトを胸に今後の新作に期待しています!

さて、皆様の思い出の機種はありましたか?ぜひTwitterやコメントで教えてくださいね!
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。



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