カビ防止!カメラ・レンズの保管方法

なぜ、カメラを安全に保管する必要があるのか?

「カビの発生」が、撮影に悪影響を与えます

食べ物が悪くなったりするとしばしば発生する「カビ」。あのカビが、カメラやレンズにも発生するのです。
特に恐ろしいのが、レンズに発生するカビです。
レンズにカビが広がると、撮影写真が、モヤモヤと曇ったような描写になってしまいます。
そうなってしまわないためにも、カメラを安全に保管する必要があります。

カビは、高温多湿を好むと言われており、そのため、梅雨時から9月頭にかけて発生しやすくなります。
詳細に言うと、「気温が20~28度」、「湿度が60~80%」が特に発生しやすい環境です。

カメラやレンズに付着する、人間の油脂や指紋、そしてゴミやホコリ等を養分としてカビは成長していきます。
カメラに触れた後、クリーニング等を施すことなく、ケースにカメラを入れっぱなしにするのは危険なのです。

レンズ深部のクリーニングには高額な費用がかかります

カメラの交換レンズは、複数のレンズが組み合わさって作られています。
大抵、カビはレンズの外側から発生し始めますので、いちばん前といちばん後のレンズに発生した、初期の段階のカビであればクリーニング可能です。
しかし、カメラもレンズも、内側(深部)までカビが発生していると、分解してクリーニングする必要が生じます。
分解には、カメラ知識、専用の工具、ゴミやホコリが入らない環境、場合によっては内部の部品交換、などが必要となるため、高額な費用がかかってしまいます。

分解掃除が必要になったら

先述したような知識、工具、環境が必要となるため、一般の方が独自に分解清掃を行うことは不可能です。
そこで、分解掃除が必要となった場合は、修理以来をオススメします。

修理以来の方法は大きく2つあります。カメラ屋さんに持ち込んでお願いする方法と、カメラのメーカーホームページから申し込んでお願いする方法です。
修理には、およそ5000円から20000円ほどかかると言われています。
症状が酷すぎる場合は、「いっそのこと、新しいカメラやレンズを買ってしまえ!」という判断を下すことも考えられるのです。

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カメラ・レンズを安全に保管する方法(費用がかからない順)

保管方法1. 定期的に使う

「毎日使っているカメラにカビは生えない」と言います。
カメラ使用時に、レンズ内の空気が流動し、それがカビの発生防止につながるからです。
「毎日使う」といっても、野外に持ち出して何千回もシャッターを切るなど、酷使しない程度が大切です。

保管方法2. 防湿・防カビ剤を使う

「毎日使うし、それで使った後はこまめにクリーニングするし、保管にあまりお金をかけたくない」。そんな方にオススメ。
収納ケースに乾燥剤・防湿剤とカメラを入れておく保管方法です。

「防湿剤」は、カビが繁殖しないように、湿度を低くするものです。
「坊カビ剤」は、カビそのものを排除する役割を果たします。

どちらも役割が異なっているので、カメラ・レンズと共に、収納ケースに両方入れておくことが望ましいです。

保管方法3. 防湿ボックスを使う

「カメラをあまり使う機会が無いので手軽に防湿対策したい」、または「複数カメラを持っていて、使わない機種があるから手軽に防湿対策したい」
そんな方にオススメの保管方法が、防湿(乾燥)ボックスを用いた保管方法です。

防湿ボックスは乾燥剤と共にカメラ・レンズを収納する密閉式のボックスです。
「手軽に」と言っても、乾燥剤を入れすぎると湿度が低くなりすぎてしまうため、マメに湿度を確認する必要が生じます。
また、乾燥剤の効果が切れてしまうと、その都度乾燥剤を買い足さなければなりません。

様々な形状や要領のボックスが発売されておりますので、カメラやレンズの量に合わせて選択しましょう。

保管方法4. 防湿庫を使う

高価なカメラやレンズを揃えていく、またはすでに手元にあるならば、数万円と値段は高くつきますが、「防湿庫」がオススメです。

防湿庫は、電動で制御されているため、庫内は常に最適な湿度に保たれています。
こちらも様々なサイズのものが用意されておりますので、用途や予算に合わせてお選びください。

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やってはいけないカメラの保管方法

専用ケースに入れたまま放置

風通しの悪いケースの中にずっと入れておくということは、カビが発生しやすい状況を作っているようなものです。
さらに、ケースにいれたまま、タンスにしまうのはもっと危険です。そこに防虫剤が入ったタンスも危険なので、今すぐやめましょう。

撮影後、クリーニングをせずにそのまま放置

カビの大好物は、人間の油脂、指紋、ゴミ・ホコリなどです。使用後のカメラ・レンズにはこういったものが多く付着しています。
外側を乾拭きするだけでもカビの予防につながりますので、使用後はクリーニングを怠らないようにしましょう。

押入れ、タンス、引き出しの中に放置

おそらく、無意識のうちにこういった場所に収納する方は多いと思います。
しかし、一見安全そうに見える押し入れやタンスの中は、風通しが悪く、湿気が多いため、危険がたくさん転がっています。
風通しの良い場所に移し変えましょう。

風通しの良い場所に放置

風通しの良い場所が必ず安全であるわけではありません。
梅雨時や夏になれば、いくら風通しが良くても高音多湿は免れません。
保管機材の使用や、カメラ・レンズを適度に使用して、使用後は必ずクリーニングするよう心がけることが大切です。

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